店主のひとりごと

リサイクルショップの店主が日々の思いをつぶやきます。

次のかたへ



常連のお客様が大きな袋をかかえて来店。
聞くと、妹さんとご実家のかたずけをしているそうで。


アクセサリー、コート。
自作の皿、湯飲み
お茶碗、ほかにもいろいろ


袋から取り出しながら説明も。
家族がどのように使っていたか、当時の思い出も一緒に。
一つ一つにやさしさと、潔さを添えて。



お店を開いたころは


これはね・・・を枕詞に毎度商品の説明をしていました。
聞かれていなくても。
説明するのが楽しかったし
なにせ、自分の好きな物を売っていたので
その好きなものの話しをしたくて仕方なかったわけです。
随分迷惑なことだったでしょう・・と思います。


そんなことをお客様の説明を聞いていて思い出しました。


もちろん、商品に対して興味や価値を見出しはしますが
本当のところは、持ってきてくださる方の思いに魅せられて
場所を変えて、新たな場所への取次をしているわけです。


これはね・・の紹介はご迷惑にならない程度に
これからも続けたいものです。


はい、明日もがんばります。