店主のひとりごと

リサイクルショップの店主が日々の思いをつぶやきます。

店主は空がすき

いい天気


何があっても
朝は気持ちがいいのだ


昨日はきのう・・


見上げれば
雲の一団が大きく移動して
お日さまの眩しい光がさしてくる
枠からどんどん雲がなくなって青だけの窓になる



人はみな必死なのだ
肩の力をぬいて空をみると救われることが
あるある



昨日、磁器を持ってこられたお客さま
査定額に、了承が得られず帰っていく
思いを大きく下回る提示で憤慨していた
怒りのことばを残してかえっていく。


ものの価値を金額であらわすのは難しい
商品の購入価格に対して
査定額が必ずしも反映しないから


最近
転売目的の売買が増えるなかで
それは顕著だ
老舗の磁器が高値で海外に渡ったかとおもえば
急落して見向きもされないまでに追いやられる
中古市場も変動だ




閉店まで30分のところで
先ほどのお客さまが再来店


質屋さん他、数店を回って来たという
先ほどの提示金額での買取りとなった


胸がいたい


退店時の怒声がよみがえるから



でも受け取った陶磁器には罪はないのだ
大切に養生しよう
この時間が一番すきだ
作り手との対峙



今日も空にすくわれた。。
まだ大丈夫。。