店主のひとりごと

リサイクルショップの店主が日々の思いをつぶやきます。

再たび読書



今日はお休み。


朝から本の整理に取り掛かる。


できる事なら迷わずに整理したいが
ついついページをめくる手が止まらない。


宮本輝さんの人間描写にいつも引き寄せられる。
人の裏表を描いていても、労りがある。
優しいのだ。


文庫本のカバーは有元利夫さんのものが多い。
発行所によってカバーが違うので文芸春秋を選んでいた。


有元利夫さんのカバーは今は書店では見られない。
贅沢なカバーだと思う。
38歳で亡くなったが、今生きていらしたら
どんな画風になっていたのだろうか。
圧倒的な世界観で魅了された。


東京ステーションギャラリーの個展。
会場が暗く、照明をスポット的に配して幻想的だったが
私的には素の色合いを楽しみたかったなあ と。


札幌の芸術の森美術館にも巡回の機会があり
久々の対峙ができたのも随分前になる。


いつだったか
ポストカードを額装して店に飾っていたら
男性が『いいですよね~独特な雰囲気が・・』
というのを聞いて嬉しかったあ。


で、そうそう本の整理。


今日は輝さんの本をひろげて悦に入っておしまい  
でした。
また読み返そうかなあ・・・
              今日は焼肉